今を生きていますか?
そういう質問に対して、はっきり答えることができる人は何人いるでしょうか?
そもそも、
「今を生きるとは、どういう状態を言うのか?」
という疑問が出てくるかもしれません。
かくいう私も、
最初にこの質問を聞いたときに、意味がよくわかりませんでしたから。
「今を生きる」とは、
過去にも、未来にもとらわれることなく、
今である、現在を自分の気持ちに正直に行動すること。
過去にも未来にもとらわれない、ということは、
例えば、
以前から気になっていた英会話を、いよいよ勉強したいと思ったとします。
その気持ちのまま、行動にうつせば、やりたいと思ったことが現実化しますよね。
これが今を生きているということ。
行動にうつせないことがある場合、このようなことが起こっていないか、
考察してみる価値はあると思います。
その理由を自分で気づくことができた時、行動修正が可能になるからです。
例えば、
過去の経験において、
今までも何度か英会話の勉強をしてきて、うまくいかなかったので、
やっぱり自分が英会話を習得するのは無理かもしれないし、
やめておいたほうがいいかな、という考えがよぎったり、
未来に向けてみた時には、
英会話を習得するにしても、時間とお金がかかるから、大変だし面倒だな…
とか、
英会話を習得しなくても、困ることはそんなにないかもしれないし、
確実にマスターできるかどうかもわからないことにパワーを使うのは、
リスクだし、やめておこうかな、
不確実な夢を追いかけるより、定年後の生活には2000万円必要だし、そんなことより貯金しないとね、
とか、他にもいろいろなその人なりの理由付けが出てきて、
行動を起こさないように、何かの力が働きます。
でも、その人は、自分なりの考え方で、そういう結論を出したと思っているかもしれません。
この状態が、過去の失敗経験に引きずられ、未来への不安やネガティブ思考によって、
「今を生きる」状態ではないということになると思います。
もし仮に、
もともとの英会話を習得したいと思った動機が、
世界のいろんな国の人たちと、リアルタイムでスムースに会話ができるようになりたい、
日本以外の海外でも、楽しくいろんな刺激を受けながら仕事ができるようになりたい、
とかであったとしたら、
そのわくわくした思いを大切にして、
なりたい自分になるために、純粋にそのまま行動に移すことができたとしたら、
本当にそうなれるのではないでしょうか。
少なくとも、行動に移さないことには現実化する可能性は0(ゼロ)です。
やるかやらないかの差が、そこにあるだけなのです。
未来への悲観的な見通しは、過去の経験を通してのネガティブな評価や
周囲からの影響が土台となっていると考えられるでしょう。
そして、自分の行動がそういうことによって、気づかないうちに制限されているということがよく起こっています。
それが「今を生きる」ということをできなくしています。
そういうことを今後も続けるのは、得策とは言えないのではないでしょうか?
そういう状態にあるということに気づくことができれば、修正は可能です(#^^#)
そして、「今を生きる」ことができるようになってくると、
自分の一歩先の未来には、いくつものわくわくする選択肢があるということも見えてきます。
自分の人生がもっと輝いて見えてきますよ。
自分の行動が制限されていて、人生が自分の思うとおりに運ばれていないと感じているなら、
それは、自分自身の思考を振り返って考えてみる必要があるでしょう。
自分の行動は、自分自身の思考から生まれます。
だから、自分でなんとかすることが可能ということなんですね。
「今を生きる」始まり アデプトプログラム