その道のプロの方に、霊視してもらったことがあった。
30代前半の頃だったと思う。
大学院に行くか、もっと違うことをするか、
いろいろ迷っていた時期だった。
そこで霊視をする方が言った言葉が、
「あなたはやろうと思ったことは何でもできるから…」
確かに、やりたいことはやってきたかもしれない。
でも、この先もそんな都合のいいことが続くのだろうか?
大学院に行くにしても、何のために行くのか、目的がはっきり見えないのよね…
そんなことを考えながら、
「やろうと思えば何でもできる」
のだとしたら、この限られた時間の中で、本当に自分がしたいことをしたい、
そう思った。
結局大学院に行くのをやめて、やりたいことが出てくるのを待った。
とりあえずは、その頃、目の前の課題としてあった糖尿病の勉強に力を入れて、
いろいろな資格を取得して、学会に行ったり、
イベントで講師を務めたり、組織を立ちあげたり、活発に活動して、
それが今でも役立っている。
「やろうと思ったことは何でもできる」
そう言われて、何をやろうか真剣になった。
時間は限られている。
自分が本当にやりたいと思えることは何か??
何か一つに特化して、それに集中してやりたいと思った。
でも、それはいったいなにか?
糖尿病は、ある型にはまっていて、
別の視点で見ると、その治療がどこまで意味のあるものなのか、
私の中であいまいになった。
自分の中であいまいなものに、一点集中で力を注ぐことは、
私には無理な相談だった。
やりたいことは、自分自身に問いかけ続けることになった。
今でも毎日問いかけ続けている。
そして、今、私は本当にやりたいことをやっている(と思う)。
「あなたはやろうと思ったことは何でもできる」
という言葉は、今から思うと、
私を芯から支えてくれた重要なメッセージだったと思う。
この言葉がなければ、今の私はないかもしれない。
どうしてそんなことが言えたのか、不思議に思う。
ある時、偶然コーヒーショップで、
数年ぶりかで、かつての同僚に出会い、
今はナースをしながら、ヒーリングサロンをしていると話したら、
「あなたって、前からそうだったけど、本当に器用に何でもできるのね!」
とのお言葉をいただいた。
えっ??
そんなに前から、そうでしたっけ?
人がそういう風に見ていたということに、初めて気づき驚く。
「やろうと思ったことは何でもできる」
しかし、この言葉は、実は私にだけ当てはまる言葉ではないということを最近知った。
そう、、、
誰でも、やろうと思ったことは何でもできるんです!
本当ですよ!
さあ、一度限りの人生で、あなたは何をしますか?
あなたはどんな未来を創造する? なりたい自分になる始まり アデプトプログラム