熊野三山 －よみがえりの旅ー

和歌山県南部に位置する、熊野三山。

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を言います。

ずっと、気になっていた神社でした。

平安時代から、多くの皇族や貴族がお参りしていた所であり、

歴史を感じさせる、立派な造りと荘厳で静かな雰囲気を漂わせていました。

この熊野三山を巡る道を熊野古道と呼びます。

昔から日本では、山は、神や祖先の霊が宿る神聖な所だとされてきました。

特に、熊野は神々が籠る深山の霊場として特別な場所であり、

「よみがえりの聖地」「人生、出発の地」と言われています。

それぞれの主祭神は、

熊野本宮大社　家都美御子神（けつみみこのかみ）＝阿弥陀如来

熊野速玉大社　熊野速玉男神（くまのはやたまおのかみ）＝薬師如来

熊野那智大社　熊野牟須美神（くまのふすみのかみ）＝千手観音

2004年には、世界遺産として登録されています。

熊野速玉大社

金沢から車で6時間くらい。

最初に訪れたのが、熊野速玉神社でした。

その雰囲気から、感動してしまい、すぐに祈祷を受けました。

＜熊野速玉大社御祭神　参考＞

第一殿　熊野夫須美大神　くまのふすみのおおかみ（イザナミノミコト）

第二殿　熊野速玉大神　　くまのはやたまのおおかみ（イザナギノミコト）

奥御前三神殿　天之御中主大神

　　　　　　　高皇産霊大神

　　　　　　　神皇産霊大神

第三殿　家津美御子命　ケツミコノミコト

　　　　国常立命

第四殿　天照皇大神

第五殿　高倉下命　タカクラジノミコト

第六殿　天忍穂耳命　アメノホシミミノコト

第七殿　瓊瓊杵命　ニニギノミコト

第八殿　彦火々出見命　ヒコホホデミノミコト

第九殿　鵜茅葺不合命　ウガヤフキアエズノミコト

第十殿　国狭槌命　クニサヅチノミコト

　　　　豊斟渟命　トヨクモヌノミコト

第十一殿　泥土煮命　ウイジニノミコト

第十二殿　大斗之道命　オオトノジノミコト

第十三殿　面足命　オモダルノミコト