今年は、柿が豊作で、
結婚して丁度60年の母が「今年は、嫁に来て一番柿が生っている!」
と言うくらい、どの柿の木にもたくさんの柿の実がわさわさ生りました。
そこでまた、私は考えた。
この柿、どうやって消費したらいいものか・・・?
一昔前なら、調べると言っても時間がかかったけど、
今はスマホで検索すれば、すぐ出てくる。
すごく便利な世の中になった…と一瞬頭に浮かんで、それもすぐに過ぎ去る。
そうやって、作った柿ジャム。
細かく柿の実を刻んだつもりだったが
もともとの実も固めだったということもあってか、
15分間、砂糖とレモン汁、お水と煮込んでも、
一向にジャム特有のねっとりした感じにならない。
そう、シャバシャバ。
味見をしても、今一つ。
そこで、とりあえずは見た目と思って、
柿の果実の部分の形を壊すために、祖熱を少しとってから、
ミキサーにかけてみた。
すると、さすがに10秒経つか経たないうちにドロドロの状態になった。
再び鍋に戻して、加熱してしばらく煮込んだ。
大小4つのガラス瓶に移して、翌日食パンに塗ってみた。
なんだか、想像していた柿ジャムでなく。
黒糖の量が少なかったのか、甘みが中途半端で、
柿らしい味わいも薄い。
柿は、もしかしたらジャムにするには、難しい果物なのかもしれない。
しかし、4つの瓶にもうそのジャムがある。
何とか消費せねばと、その方法を頭で巡らせた。
ジャムと考えれば、パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜたり。
肉料理に使うという方法も目にしたが、
そもそも、肉はすでにあまり普段食べることはないので、
これは却下。
やはりジャムとして食するのが、一番消費しやすいか…
あれこれ試行錯誤して、行きついた食べ方がこれ。
食パンにバターを塗り、柿ジャムをその上に乗せて、
最後にシナモンを軽く振りかける。
すると、今まで食べたことがないくらい、
癖になるような味わいになった。
これなら、4瓶分の量も軽く消費できそうだ。
柿ジャムの消費の目途が立ったところで、
再び実家に帰ると、まだ柿の木に実が沢山なっているのが目に入った。
柿の木9本あるうち、半分は渋柿で、
祖父がいたころは、よく干し柿にして食べたりもしていたが、
干し柿は手間がかかるというのもあって、今では、ほったらかし状態。
この渋柿…沢山あるけど、干し柿以外の使い道は・・・?
渋柿は、柔らかくなっているものがあり、
好奇心で、それを食べてみると・・・ほどよく甘い!
そこで、またまたジャムを作ることにした。
今度は、柿自体がすでに柔らかいので、ミキサーにかけなくても
煮込むだけで程よい状態になりそうだ。
早速、皮をむいて、種を抜いて、砂糖を入れて、レモン汁を入れて
煮込んでみる。
鮮やかなオレンジ色に仕上がって、見た目はおいしそうに仕上がった。
明日の朝食が楽しみだ。
柿の豊作から始まった、柿ジャム作り。
夏に作ったブルーベリージャムがなくなって、
スーパーに行っても、なかなか買う気になれなかった次のジャム。
ちょうどいいタイミングで、登場した柿ジャムにバトンタッチ。
あと1回柿ジャム作れば、春まで持つかな。
冷凍保存すれば、半年くらい持つらしいから。
実家に、柿の木がどうしてこんなにあるのか、両親に聞いてみた。
確かに近くには、ころ柿で有名な町がある。
でも、実家は柿を加工して商売はしていない。
どうやら、両親が小さい頃は、戦争直後でお菓子がなくて、
おやつと言えば、さつまいもか柿だったらしい。
柿の生は、日持ちしないが、干し柿にすればかなり保存がきく。
なるほどと思った。
沖縄の知人が、柿が好物というので、数年前から送っている。
沖縄には柿がないらしい。
柿は、調べていくと、いろいろあって奥深い。
あまりに身近にありすぎて、気にも留めていなかったことが、少し悔やまれる。
灯台下暗し、とはこのこと。
white-mountain.info