Gorah's Wings

True Self True Life  今目覚めの時

アガスティアの葉っぱを探しに

30年近く前であろうか。

インドには、アガスティアという聖者が大昔にいて、

その聖者アガスティアが、それを読みに来るものだけに残したというものがあると聞いて、

もし、そういうものがあるのなら、ぜひ探して、読んでみたい、そう思った。

それは、アガスティアの葉と呼ばれているものだが、

葉と言っても、木の幹みたいなもので、

そこに、その人の人生の情報がいろいろと書かれているものだ。

あなたの名前は○○で、父親の名前は○○で、母親の名前は○○で、

仕事は○○で、健康状態はこんな感じで、今こんな状況で、

将来はこうなって、過去生のこんなことが今の人生に影響を与えていて、

そのカルマを解消するために、これをしなさい・・・

などなど。

たまたま、オーストラリアのエアーズロックで出会った友人が、

それを知っていて、意気投合し、

私も行くことになった。

翌年の2000年だったと思う。

あの頃は、人生に希望を見出せなくなっていて、

なにをしたいのかも見失っていた。

やっとやる気を出して、オーストラリアの大学で勉強を始め、

今までにない、学ぶことの楽しさを感じて、

その最終段階で、大学の卒業式を迎えて、

数日後の友人とのエアーズロックでの再会から生まれたインド行き

なにか思い切ったことをしないと、現状は変わらない気がして、

英語もままならないのに、オーストラリアで一人旅。

そして、またまたインドへも一人で向かったのでした。

チケットの手配から、インド人通訳との交渉・・・

その友人から手とり足取り、いろいろ教えてもらいながら、

時間をかけて、インドへの準備をしました。

そのころ、世間が狭かった私は、インドの一人旅の最中は、

不安や恐れが先に立ち、散々たるものでした。

あとになって、自己分析したのは、自分の描いた不安や恐れが、

そのまま現実を作ってしまっていた、ということ。

旅の途中で、いい思い出を作りたいと思って、

楽しむことを意識してみたのを覚えています。

レストランの若いウエイター、ウエイトレスとおぼつかない英語で笑顔で話しかけ、

仲良くなれたこと、

露店のフルーツがおいしそうで、お店の人と会話して、日本では見ないバナナやマンゴーを買ったこと、

オートリクシャ―の青年との料金をめぐる攻防・・・

あ、そうでした。

アガスティアの葉のお話に戻します。

インド人通訳と共に、葉っぱを探して、見つけたんですね、私の葉っぱ。

葉っぱを置いているところは、インドには何か所かあるのですけど、

2か所目で見つけたような気がします。

1,2時間待たされて、私の番が来て、読み上げられたわけです

とっても、どきどきしましたね、あの時は

その内容は・・・

現在のことは、よく当たっていました。

でも、将来のことは、当たっていません。

将来と言っても、まだ、途中かもしれませんから、何とも言えないところはあるのですが。

わらにもすがる思いで、やっと見つけた葉っぱ。

もしかすると、葉っぱを読んだ時点で、私のエネルギーが変わってしまったのかもしれません。

だから、将来のことも変ってしまったのかも。

でも、自分としては、あの時はなぜだかすごく救われた気がしたんですよね。

葉っぱがあったということだけで、自分の存在理由を見つけたのかもしれません。

葉っぱを見つけた後で、友人と途中で合流して、

聖者サイババのアシュラムに滞在もしました。

いろんな不思議体験、カルチャーショックな体験をしたインドでした。

そして、翌年再びインドへ

カルマ解消の旅で、滝あびや、寺院巡りをしました。

アーユルベーダの医師に健康状態も見てもらいました。


今思い返しても、エキサイティングな旅でしたね、インドは。

どん底から這い上がるきっかけになった時期です。

北野武ビートたけし)さんは、10年の節目節目に、

交通事故だとか、いろいろやらかすそうです。

必ず落ち込む時期があって、それから這い上がって、より大きく発展していく。

私自身も、オーストラリアから始まる転機が、今に繋がっているように思います。

だから、どんなに状況が悪い時でも、自分を貶めない。

なぜなら、その次の展開があるから


どうして、このことを書こうと思ったのかというと、

昨日、そのオーストラリアのエアーズロックで偶然出会った大学の同級生と

また、偶然再会したからです。

数年前にも、偶然再会していて。

連絡は年に1回くらいとってはいるのですが、今度あそこに行くからとか、

前触れもなしに、再会して、お互いびっくりです

私は、東京に月に1~2回行くのですが、

いつも宿泊は、もう一人のエアーズロックで再会した友人の所(インドの旅をサポートしてくれた友人でもあります)。

エアーズロックでの出会いの関係は、こうやって今に続いていて、

なんとも不思議な関係だなとしみじみ。

落ち込まないと、オーストラリアの大学に進まなかったかもしれないし、

一人旅もしなかったかもしれません。

人生、状況が悪いと感じても、何が功を奏するかわかりません。

必要以上に落ち込むことなくいたいものですね。

そして、流れを変えるには、思い切った行動が必要なのかもしれません。

私が思うには、人は自分で人生を決めて、星の配置を決めて、生まれてきます。

それを起動させるには、思い切った行動が必要なのかなと思います。

そうしないと、せっかくの持って生まれた星のエネルギーが動き出さない。

本当の自分の人生が動き出さない。

もし、人生が停滞していると思ったら、型にはまったことではなく、

今まで自分がしてこなかったことをやってみるといいのではないでしょうか??

自分の人生に満足していないのなら、一度お試しあれ



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