Gorah's Wings

True Self True Life  今目覚めの時

人生平等プラマイ0~大切な人を失った喪失感は癒されることがあるのだろうか?~

人生の中で起こってくることは、プラスマイナス0と聞いたことがありますか?

アストロロジー、つまり、西洋占星術においても、人生で起こることは平等だと言われます。

一見、すごく恵まれた人生を送っている人がいるけど・・・と思うかもしれませんが、

それも平等なんですね。

この意味をずっと何年も考えていたのですが、

こうじゃないかな、と最近思えたことがあったのでシェアしたいと思いました。

真実かどうかは分かりません

まあ、興味のある方は読み進めていただけたらと思います。

人生には、時間軸と、もう一つ濃度というか、深度があると思うんです。

同じ一時間でも、濃厚な充実した時間を過ごすこともあるし、

のんびりとぼぅっと過ごす時間もありますよね。

あるいは、すごく悲しい出来事を経験することもあるし、

逆にとても喜びに満ちたしあわせな時を過ごすこともあります。

なにが、プラスマイナス0になるかというと、

時間軸で見た、見た目の華やかさや、もしかすると不幸そうな人生で、

プラスマイナスと言うのではなくて、

人生で起こる出来事の深さ、濃度が、表裏一体で存在しているということを言っているのではなかと思いました。

私の過去の経験ですべてを説明することができないかもしれませんが、

少しお話をさせてください。

エリザベス・キューブラー・ロスという方の、「死ぬ瞬間」という著作がありますが、

その中で、一番の悲しみの深い出来事として言われているものがあり、

それは ”身近な人の死” なのですが、

私はそれを体験したんですね。

その時は、2年くらいは毎日泣いていました。

あの頃のことはよく覚えていません。

音楽もまるっきり聞くことができなくなり、

なんとか人生を前向きに生きようとして、でもなかなかできなくて、もがいていたと思います。

今でも、私の中では、人生の中での一番の悲しい出来事です。

ある程度時間が癒してくれましたが、

それだけでは癒しきれなくて、

その時々で参加したワークショップや、ヒーリング、音楽、

その他いろんな経験が悲しみを和らげてくれていたように思います。

ほぼもうその過去に引きずられることはないと感じていましたが、

実は癒しきれていなかったことに、先日気づく機会がありました。

ある瞬間、突然気づいたんです。

身近な人の死に直面して、悲しい出来事としての記憶しかなかったのですが、

そこには、とても大きな愛があって、自分は愛されていて、

その出来事でしか獲得することができなかった強さを、自分は得たんだと思いました。

その人からも、自分の命を懸けて、心底愛されていたことも分かりました。

それが分かった瞬間、声をあげてただ泣くしかありませんでした。

過去の悲しい出来事でしかなかった思い出が、こうやって一気に逆転しました。

とても尊い経験だったと今は感じています。

あの出来事のマイナスイメージとプラスの部分が、

丁度釣り合いが取れて、自分の中でやっと消化できた気がします。



そうなんです。

同じ出来事で、プラスの面とマイナスの面があるということです。

それで、プラスマイナス0。



また、別の側面から説明してみると・・・

例えば、羽生結弦選手。

オリンピック金メダリストの彼は、とても美しい素晴らしい演技をして、

金メダルを獲得しましたが、

そこに至るまでは、私達の想像を超える練習や過程があったはずです。

見た目の華やかさだけが全てではない、ということです。

プラスマイナス0。


そう考えると・・・

人生を彩り豊かに、自分の可能性を最大限に生きたいと思うのなら、

必要な努力をすることは当たり前ですね。

そして、一見マイナスでネガティブな出来事が起こっても、

必ずプラスの側面もあるはずなので、

それを見つけるということが大切です。


宇宙の原理には、二極性が存在しますが、こういうところにも表れていますね。

あなたは、どんな人生を創造したいですか?

やりたいと思ったことを思いっきりしたいですか?

それとも、今までの日常生活を続けていきますか?

やりたいと思うことがあるのにやらないのは、自分を信じていないからだと思います。

自分の可能性を信じていない・・・

やらなければ、なにも始まらないんです。

自分の可能性を信じてやる

もし、失敗したとしても、失敗から学ぶことはとても多いし、貴重なんです。

そして、失敗したら、次に進めばいいだけの話

失敗しない無難な人生よりも、

やりたいことをやって、成功も失敗も沢山した方が、

楽しいと思うし、後悔はないと思います。

私も25年以上前に、大変な思いをしましたが、

後悔はしませんでした。

死ぬまで心の傷は癒えないだろうと思っていましたが、

こうやって無事に元気でやっています

大丈夫です、何とかなりますから


話を元に戻しますが、人生平等プラスマイナス0とは、

まだ、別の意味があるような気がしてきました。

もうしばらくこの課題は続きそうですね。

分かったらまた報告いたします




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