新型コロナウイルスは、未知のウイルスでありますが、
徐々にその性質や感染の仕方などが明らかになってきつつあります。
まだ十分ではありませんけど。
このウイルスがどんなものなのか、
わからないうちは、医療従事者は過剰に構えがちになります。
なぜなら、そうしないと自分が感染する恐れがあるし、
感染した場合、院内感染や死に直面するかもしれないからです。
過去に存在した病原菌も、初めて対面したときは、
その対応は大変でした。
信じられないかもしれませんが、私の記憶が正しければ、
患者さんの部屋に入る時は、今のような防護服を着たりといった同じような様相になり、
さらに、使用した部屋はホルマリン消毒をしました。
今では、やっても、MRSAが出ている部位に対して、マスクをしてもらうとか程度で、
常在菌の様に扱っていますけどね。
そのウイルスの性質が分かってくると、
ピンポイントで、どう対応すればいいのかわかるようになるということです。
相手にするウイルスが、どんなウイルスなのか、
これから解明されていけば、私達はもっとどう対応してゆけばいいのか、
分かりやすくなるし、シンプルになっていくと思います。
相手にするウイルスが、どんな存在なのかわからないときは、
わからないがゆえに恐怖を感じるものなのだろうと思います。
だから、
今わかっているウイルスの情報は、しっかりと把握しておいて、
正しく対処するということが大切だと思います。
そして、わからない部分は、わからないとして、
そこもカバーしながら対処していく、ということになりますね。
TVやネットの情報など、どこまで信頼できるか、注意深く判断する必要があります。
では実際にどうするのか??
というのは、もうすでに国でも挙げている、
三密を避けるとか、
不要不急の外出は避ける、
手洗い、マスク装着、
換気、ソーシャルディスタンスとか、など。
そのうちワクチンができて、抗体が体にできてくれば、
また、対処方法が変わってくるのではないかと思います。
石川県の新たな感染者は、24日は6人、25日は2人でした。
このまま、収束してほしいと願います。
GWは、気を抜かないで、でも、うまく気分転換をして過ごせるといいですね。
今までにない状況で、どんなGWを過ごすのだとか、
新型コロナが落ち着いたら何をするかとか、
計画を立てて、実行できるといいですね。
これから、どんな人生を生きていきたいのか、
ということを改めて考えるのにもいいかもしれません。
私は、病院勤務なので、そんな余裕がないのが残念です(´-`).。oO
もし、私が病院勤務でなかったら、
多くの方が経験しているこの波に乗って、
みんなと一緒にこれからのことを考えたかったですね。
瞑想とかたくさんしながら。
もしかしたら、今までの数年の私の低迷期は、
そういう時間だったのかもしれません。