私は、物心ついたころから、両親に相談した覚えがありません。
友人たちが、親に相談して・・・とか話しているのを聞いて、
ずいぶん私とは違う親子関係だと思ったものでした。
そのうち相談するような関係になるのかなと思っていましたが、
今だその気配がありません。
これは、多分、
両親に相談しても、私が欲しい言葉をもらうことができないとわかっているからだと思います。
小学生の頃、最悪の事態が発生して、
それを勇気を出して話しても、
私が悪い、というようなことを、追い打ちをかけるように言われ、
本当に何を言ってもダメだと悟り、
立ち直るのに相当の年月を要しました。
そんな親子関係でも、親子なので、どうしようもありません。
家族という名目の下、親に従って生きるしかありませんでした。
社会人になってからは、
職場の新人の歓迎会か何かで、あいさつをすることになって、
直属の看護師長のことを、「私にとって神様みたいな存在で・・・」
と言って、同期の仲間に変な顔をされたということがありました。
自分が未熟だと思って、師長の言うことはとにかく何でも聞いて、
一人前になりたいと思っていたのでしょう。
でも、今は違いますよ。
年齢をかさね、自分に余裕も出てきましたからね。
依存心というか、過剰に期待する関係はありません。
多分、他の人間関係においても。
人間というのは、自分が誰なのかわかっていないと、
ついだれかに頼りたいと思うものなのかもしれませんけど、
頼る相手を間違えると、あらぬ方向へ行くやもしれない。
うっかりすると、いつの間にか操り人形のように支配されていることもあるかもしれない。
やっぱりまず自分自身の足でしっかり立って、
自分を信じること、自分で考えて、行動すること、が大切だと思います。
これは、本当に大事なこと。
冒頭、両親のフォローを少ししておこうと思います(*^^*)
うちの両親の良いところは、最終的な選択、決断は、
いつも私の意志に任せてくれたことでしょうか。
進路のこととか、就職のこととか。
一度も強制されたことはなかったと思います。
まあ、私が先に決断して、事後報告ということも多かったですけどね。
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