Gorah's Wings

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オベリスク


エジプト建造物の数ある中でも、私にとってひときわ気になるものです。...

オベリスクとは、ギリシャ人が初めて見て、肉をさしている串に似ていることから、ギリシャ語で「焼き串」という意味で呼んだのが始まりだそう。

1本の花崗岩を四角柱の形に切って、その頂に、ピラミディオンという四角錐のピラミッドの形のものが載っています。

そして、柱の四面には王の名前や神々の名前など、碑文やレリーフが彫ってあります。
とってもシンプルだけど、何かとても惹きつけられるものがあります。

そう思うのは私だけではなかったようです。

このオベリスクは、ルクソール神殿に1本、カルナク神殿に3本、ヘリオポリスに1本、カイロ空港に1本、ナイル川沿いの公園に1本、計7本が現在エジプトにはあります。

記録によると、カルナク神殿にはもともと6本か8本あったらしいですから、どこかに行ってしまったんですね。

かのナポレオン3世も惚れ込んで、ルクソール神殿の1本を自国フランスに持ち帰り、現在でもコンコルド広場にあります。

そのほか、イギリスやアメリカ、トルコ、ローマにもオベリスクはあります。
もとはエジプトから持って行ったものです。

あれ?
そう言えば、イギリスに行った時にオベリスクを見た記憶が蘇ってきました^^;
イギリスの西に位置するパースの公園で。
ミニチュアみたいな造り物でした。
好きなんですね〜。