最近思うこと。
小さい頃、ある出来事に対して、自分がどういうふうに反応すればいいのか、
戸惑ったことがよくありました。
4歳くらいの時でしょうか。
その時に考えたのは、
どういうふうにふるまえば、正解なのか?
人に大事にしてもらえるために、行動するのか?
それとも他になにか理由になることがあるのだろうか。
ということでした。
今となっては、その答えは自分の中で鮮明になっています。
その答えが見つかるまでは、苦しい道のりでした。
何をやっても本当の意味で、自分が満たされることがなかったからです。
ある時は、極端な行動に出たこともありました。
いつも、どこかアンバランスで、本当にこれでいいのかという不確定なあいまいさが
ありました。
幼いころから、ある意味受容性が高かったため、大人たちの言い分を聞き入れ、
一般常識を受け入れてきました。
そして、自分に対して、気づかないうちに蓋をして生きてしまうことになりました。
先日、「エヴェレスト」という邦画を見てきました。
「どうして山に登るのか?」
という問いに対して、
「そこに山があるからだ」
という答えは、有名な海外の登山家の答えでしたが、
私のその問いに対しての数年前に出した答えは、
「自分を取り戻しに行くのです」
でした。
その映画の主人公は、こう答えていました。
「ここに俺がいるからだ!」
私も、主人公も自分を主体にしているところでは、共通点がありました。
昨今、と言ってもかなり前から、スピリチュアルなお話の中で、
本当の自分、自分探しの旅、今ここに生きる、などと
と言われていますが、最初に聞いた時には何のことだか、と思ったものでしたが、
今ではよくわかります。
本来の自分に戻る過程は、その人それぞれだと思います。
なぜなら、生まれてから(もしかすると生まれる前も含まれますが)、
現在に至るまでの過程が、人それぞれあるからです。
しかし、大切なポイントはいくつかあります。
自分のエゴと向き合うこと。
自分を信じること。
自分を大切にすること。
その先に、自分の人生を生きる道が広がっていると思います。
そういったことをサロンでお話したりしています。
http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gifホワイトマウンテン