Gorah's Wings

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イギリスで人気の紅茶 ~ラプサン・スーチョン~

プサン・スーチョンをご存じだろうか?
漢字で書くと、「正山小種」となる。

元祖紅茶と言われたりしています(紅茶の発祥は諸説あり)。
漢字で書かれているところを見ると、そうなんです。
中国福建省武夷山市周辺にその生産地はあります。

この紅茶と初めて出会ったのは、イギリスでした。
語学留学のためにバース(bath発祥の地)へしばらくホームステイをしていた時のこと。
ステイ先は、考古学者夫婦だったのですが、いろいろ気遣いをしてくれて、
イングランドにはアフタヌーンティーと言うのがあって、自由にお茶を入れて、お菓子やフルーツを食べてね」
と言われ、紹介されたのが、このラプサン・スーチョンでした。
この紅茶、最初に口にしたときは、なんとも癖のある香りと味で、こんなのがお勧めなのか?! と、驚きを隠せませんでした。
でも、熱心に勧められたからには、飲むしかないかと思って、毎日午後になると、一緒においてあったショート・ブレッドと共に、いただいていました。
不思議なもので、その紅茶が日に日においしく感じられるようになりました。
甘いショート・ブレットとは、絶妙な相性。
1日何本まで、と決めないと、どんどん食べて、飲んでしまいそうなくらいまでに癖になりました。
あまりに気に入ったので、イギリスのスーパーで一箱購入して帰ってきました。

この紅茶、日本でもすぐに見つけられると思っていたのですが、これがなかなか見当たらない。
15年ほど前に話です。
寂しかったですね。
もっとイギリスで購入して来ればよかったと思いました。
今なら、ネットで簡単に手に入りますけど、それでもスーパーで見ることはほぼありません。
あの独特の強烈な香りは、よほど思い入れか何かないと、日本人の繊細な嗅覚、味覚に受け入れられないのかもしれませんね。

しばらく飲んでいなかった、このラプサン・スーチョン。
急に思い立って、再び飲みたくなり、探してみました。
もちろんいろんな種類のラプサン・スーチョンが、ネットで販売されています。
でも、スピシアで購入できるのを発見したので、近くのルピシアに買いに行きました。
久々に飲む、ラプサン・スーチョン。。。
やっぱり強烈(;´Д`)
でも、きっと慣れたら大丈夫。
ミルクと相性がいいから、豆乳でも入れて、そしてショート・ブレットも一緒に。
まだ、慣らし中、思い出し中です(;'∀')

イギリス人は、香りの強いものが好きなようで、イギリスではすごく人気のある紅茶だそうです。
中国で作られたラプサン・スーチョンは、ほとんどがイギリスに輸出されてしまうそう。
イギリスが、自国でラプサン・スーチョンに似たものを作ろうとしてできたのが、アールグレイと言われます。
全く違いますけどね💦
プサン・スーチョンは、茶葉を松葉で薫していますが、アールグレイベルガモットです。

ご興味のある方は、ぜひイギリス王室にも献上されるラプサン・スーチョンをお試しくださいね!


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