Gorah's Wings

True Self True Life  今目覚めの時

人生一度きりなら何をする? ~イギリス語学留学の思い出~

20代の頃、語学留学へ友人が行ってきたと聞いて、すごくいいなと思い、

自分も行きたいと思った。

外国人と普通に意思疎通が図れるという、ある意味バリアフリーな感じが

私にはとても魅力的に感じられた。

これは、決行せねばなるまいと思い、

当時職場でそこまで長期のお休みをとることはほとんどない状況で、

上司にお願いし、その許可が下りて、念願の語学留学がかなったのでした。

3週間のお休みをもらい、向かった先は、イングランドのバース。

お風呂=BATH 発祥の地であった。

年下の30代の考古学者夫婦の家にホームステイすることになり、

今思い返しても、とても楽しい経験だった。

住所は、パーフェクト・ヴューと言うだけあって、

小高い丘に建てられた家は、イングランドでは珍しくない

100~200年の歴史のある家で、

古い美しい街を見下ろす景色と言ったら、本当にパーフェクトでした。

時々、空を見上げると、気球や見たこともない飛行機が飛んでいたりして、

また、裏庭にはちょっとした花壇や畑があり、

新鮮な感覚と同時に、ほっとくつろげる場所でした。

家には猫が2匹いて、彼らが普段使っている部屋を

私がその期間使用することになり、

その猫が、人間のことを知り尽くしているようにふるまう様に

驚かされました。

私が、いよいよその家を出発する日になると、

猫が閉まっている部屋のドアの下から手を伸ばして、何やら叫んでいるので、

ドアを開けると部屋に入ってきました。

今まで、見たことのない行動と声だったので、

私はあいさつに来たのかなと今でも思っています。

語学学校は、いろんな国から生徒が集まっていて、

日本人もいましたが、

台湾人やベトナム人(副大統領の息子!)、スイス人、中国人、、、

とバライティーに富んでいました。

休日は、ホームステイ先のご夫婦が、ストーンヘンジ

美しい童話の世界に迷い込んだかのような村、

ハリーポッターの撮影があった場所などに一緒に連れて行ってもらいました。

こんなこともありました。

ある日、テレビを見ていると、

ニュース番組?で、ステイ先のご主人が出て来て、

最近発掘された遺物を紹介、解説しているんですね。

私はびっくりして、そこにいた奥さんに言うと、

ニヤニヤしていて。

どうやら知っていたようで、私の驚いた様子を見て、嬉しそうにしていました。

イギリスは、アフタヌーンティーというものがあり、

ご存知の方も多いと思いますが、

ティータイムを大切にしていました。

紅茶はもちろん常備していて(ラプサンスーチョン!)、

ショートブレッドもありました。

私は、紅茶の元祖と言われるラプサンスーチョンにミルクを入れて、

この甘いショートブレッドと一緒に食べるのが、

とっても気に入って、1日2回くらいは食べていたのではないでしょうか?

おかげで太りました💦

イギリスのティータイムと言えば、あのスコーンも有名ですよね。

クロテッドクリームとイチゴジャムをつけて食べるあの味は、

今では忘れてしまったのですが、

とてもおいしかったという記憶だけが残っています。

イギリスの思い出は尽きません・・・

イギリス、大好きな国の一つです。

帰りの空港で慌てて購入した、

ウエッジウッドのカップ&ソーサーとティーポットを

時々眺めながら、懐古しています。



人生一度きり。

あらためて、やりたいことは、やった方がいい。