Gorah's Wings

True Self True Life  今目覚めの時

白山登山 ~開山1300年記念~


8月の立山に続き、今回は地元白山に登ってきました。

3年前に右下腿の肉離れを起こしてから、ずっと行けないでいました。

念願の久しぶりの白山登山、しかも泰澄が白山を開山して1300年という

すばらしいタイミングで登ることができました。

13という数字は、実はマヤ暦で言うと、ツォルキ’ン暦にあたります。

そう言うことからも、なんだか単なる節目ではないような気がしています。

今年から、白山は事前に登山計画書を提出することが義務付けられました。

ネットから、と~~っても簡単に提出できます。

私が登山を始めた頃は、すごく緻密な計画書を作成したのですが、

それと比べるとびっくりするくらい簡単です。

これから登られる方は、忘れずに!



立山は、グループで登山を楽しみましたが、今回は単独でした。

*注意!・・・単独登山は危険なのでやめましょう。なぜかと言いますと、もし、滑落したり、何かの理由で動けなくなった場合に、見つけてもらうのが遅れて、命にかかわる場合があるからです。

一人で山に登るときには、私はいつもクッカーとコンロを持参して、

気の合った人がいたら、一緒にお茶をするのが恒例です。

ある時には、老夫婦、またある時には男女のグループの方々と。

山では、みんな山好きが集まりますから、話が弾むのです♡

今回、奇跡の出会いをしたお相手は、キュートな美女カメラウーマン(*^^*)

登山歴5年で、山に一眼レフのカメラと三脚(7-10キロ)を担いでくる強者です。

ただでさえ、ザックは重いのに、それにプラスして重いカメラを持参するのは、

私には考えられません!

晴天なのに、体の芯まで凍えそうな風吹く外(気温7度)で、

白山の頂上を仰ぎ見ながら二人でお茶をして、

その様子を自慢のカメラで、パシャパシャとシャッターを押す彼女。

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立山は、もともとアジア系の登山客が多いのですが、

とうとう白山も国際化が来ました。

中国語を話す団体と、ヨーロッパ系の方々がいらしてまして。

白山は、結構登るのがきつい山でして、延々と登りが5時間はかかります。

そこに、海外の方とご一緒したのは、ほぼ初めてなのではないでしょうか?

よく登ってきたなぁ、と思って、私も興味津々で、

いつものように、決まり文句で声をかけてみました(#^^#)

Hello!

Where are you from?

アジア系の方は、びっくりした様子で、

Are you Japanese ?

と言った直後、私の足元がふらついたのを見て、

あわてて私の腕を掴んでくれました。

香港から10人でいらしたそうです。


こんな出会いもありました。

登りの2/3位まで来たところで、何やら足の痙攣でしばしば立ち止まっている方が。

しばらく様子を見ていたのですが、一向に改善しなかったので、

黙っていられなくなりまして、

「水分と、塩分と、糖分をもう少し摂ったほうがいいですよ!(⇐決めゼリフ)」

と、お声をかけさせていただきました。

室堂についてから、その方がご友人に、

「足の疲れからだけではなくて、内側の原因であんな風になることもあるんやな。

今はどうもないもん」

と、言っている声が聞こえてきました!(^^)!


今回は、いつにも増して、いろんな方々とお話する機会がありまして、

とても楽しい登山となりました。

そして、ご来光。

お天気は、絶対に大丈夫という気持ちがあって、ご来光が見れるという確信がありました。

4時過ぎから起き出して、澄み切った夜空の満天の星がだんだん薄くなっていくのを

惜しみながら頂上を目指しました。

登山歴32年。

今までご来光は何度も見てきましたが、

私にとって、今回のご来光は、最高だったかもしれません。

勿論、なにも遮るものがなく、水平線にある山から太陽が昇ってきたのですが、

その太陽の光は、ビカーーッ!と一気に闇を貫き、

辺り一面を照らしました。

その光は、今まで見たこともないような透明感のある力強い意志を感じるものでした。

今までのご来光は、うれしい、やったー!という幸せ感でしたが、

今回は、思わず涙があふれてきました。

理由は・・・?  

振り返ると、なんとなく分かるような気がします。
(知りたい方は直接私にお尋ねください)

本来、ご来光というのはそういうものなのかもしれません。

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山というのは、行きはよいよい、帰りは恐い・・・

と言われています。

下りの方が、怪我やトラブルが起きやすいのです。

下りは、3時間で降りるコースを選択。

滑落や遭難の多いちょっと難しいコースです。

でも、何度も降りてきたことがあるコースでしたので、何とも思っていなかったのですけど、

20代くらいの男性グループがいて、その方たちの後をついていくように、

半分くらいまで降りてきたら、なんと、オーバーペースだったようで、

後半、膝も笑っていましたが、足全体に力が入らなくなりました。

ちょっと、バランスを崩すと、転倒しそうな感じになりました。

でも、降りないわけにいかないですから、

ゆっくりでも、なんでも降りてきました。

その時やったのが、呼吸法。

思いついて、やってみたら、意外と足に力が入って、なんとか歩き切ることができました。

気功を知っていて、よかった♥

もしもの時の気功。

毎月1回開催しています、瞑想の時にやっていますので、

瞑想ともども、ご活用いただけたらと思います(*^-^*)


肉体の限界まで達して、やばい! となりましたが、なんとかなるものですね。

というか、自分自身のペースで行くのが大事ですね。

記念すべき白山登山。

今度は、誰かと一緒に行きたいと思っています。


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