Gorah's Wings

True Self True Life  今目覚めの時

山男には気をつけろ!?

イメージ 1ずいぶん前から山に通い始めましたが、お山デビューは18歳の夏でした。立山診療班という立山雷鳥沢の診療所のお料理番をしていました。滞在はほんの5日程度でしたが、ハイジになった気分でお花畑にはしゃいだり、ぐるっと縦走したり、黒部ダムを見に行ったり、夜には流星群を見たり・・・とても貴重な楽しい時間をこのとき過ごしました。
集まったメンバーで、いろんな話をしたり聞いたりしましたが、その中で「山男には気をつけろ」という話がありました。これは、山で素敵だと思った男性がいたとしても、下界(下山)に戻ったらそうでもなくて失敗したと思うことがあるから、注意するように!という忠告でした。確かに、あの頃立山で出会った人たちはどんな人も素敵だったような気がします。今改めて考えてみると、人は山に登ると人が変わるのかもしれません。きつい登りを長い時間肉体を精一杯動かして進むうちに、下界で身につけた余分な垢のようなエネルギーを落とし、素の自分に戻っていくのではないでしょうか?さらに頂上付近の波動に触れてその傾向が強まるのかと思います。だから、魅力的に見えるのかも!?山にいる状態を下山した後もキープできればいいのですが、なかなか大変です。だからギャップが生じて「気をつけろ!」となるのではないでしょうか?
どうして山に登るのか?と言う問いに、「そこに山があるからさ」と答える話がありますが、私なら「自分を取り戻すために行くのです!」と答えるでしょう。
写真は、つらい登り道を群生になって迎えて和ませてくれた、タカネマツムシソウです。紫がかったきれいなひときわ目立つ青でした。